今回は、ゼンスイの爬虫類飼育用小型ハロゲン保温球「マイクロサン」について、商品の特徴や使い勝手、実際の紫外線測定結果などを前編としてご紹介します。
【こんな方におすすめです】
・小型ケージに合うコンパクトな保温球を探している方
・マイクロサンから照射される紫外線の量が気になっている方
・専用灯具やソケットの規格について詳しく知りたい方
小型のケージや水槽で爬虫類を飼育されている方のお役に立てるかと思います。
ぜひ最後までお楽しみください!
ゼンスイの小型ハロゲン保温球「マイクロサン」のご紹介
ということで、ゼンスイというメーカーの「マイクロサン」という、爬虫類飼育用の小型ハロゲン保温球を購入したので、ご紹介したいと思います。
で・・・
マイクロサンは、小さな商品でありながら、内容が盛りだくさんで、思った以上に記事が長くなってしまいましたので、前編、後編の2回に分けてご紹介したいと思います。
ちなみに、商品のラインナップは、保温球のワット数により、28Wと53Wの2種類があります。

今回は、どちらも購入しました!
まあ、小型ケージが多いおいらの飼育環境にはピッタリな商品で、長年使い続けている商品でもあります。
専用灯具「マイクロン」とのセット購入
で・・・
保温球といえば、それを取り付けるクリップスタンドのような灯具が必要になります。
おいらは、同じメーカーのクリップスタンド マイクロンという専用の灯具を持っているので、保温球の単品を購入しましたが・・・

クリップスタンド マイクロンと保温球がセットになった、マイクロンセットという商品も販売されていますので、灯具をお持ちでなければセット品を購入されるとよいかと思います。

マイクロサンの特徴と基本的な使い方
で・・・
マイクロサンというライトが、どのようなものなのかが気になるところですが・・・
箱に書かれた商品の情報によれば・・・

局所的なホットスポットを作ることができるため
ケージ内にいい感じの温度勾配を作ることができる・・・
昼行性の爬虫類全般に使える小型のライト
みたいな感じですね!
あと・・・特殊ガラスを使用し、UVと赤外線の照射を同時にできますとありますが、微量のUVを照射とありますので、おいら的に気になるところです。

適合水槽の目安としては

28Wの方が、30cmから45cmの水槽
53Wの方が、60cmから90cmの水槽となっています。
あと・・・最低10cmの照射距離が必要となっています。

電球の寿命は、約1,500時間となっており、一般的な電球タイプの商品の寿命とほぼ同じだと言えますね!

使い方としては、1日の照射時間の目安が8時間となっていますので・・・

昼行性の爬虫類が行動する日中に、ホットスポットと言われる日向ぼっこ用のバスキングエリアを作ると同時に、ケース内の温度勾配を作るような使い方がベストかと思います。

8時間以上の点灯が推奨されていないため、寒い季節にケース内の温度を常に一定に保つようなメインの保温器具的な使い方はできないかと思います。

商品の開封とサイズ感の比較
では、ここからは、開封して商品の詳細を見ていきたいと思います。
ちなみに、28Wも53Wも商品の構成は同じですから、28Wの方を開封して進めていきますね!
ということで・・・とりあえず、箱から中身を取り出してみました。
こんな感じのメッチャ小さな保温球が出てきました!

サイズについては、おいら測定となりますが、直径約50mm、高さ約54mm、重さ約38gといった感じです。

参考までに、GEXのサングローという50Wのバスキングライトと大きさを比べてみましたが、かなり小さいことがお分かりいただけるかと思います。

また、灯具につけた状態で大きさを比べてみましたが、こんな感じでした。

スペースに余裕がない小型水槽にも無理なく取り付けることができますね。
注意が必要なソケットの規格(GU10)について
で・・・
灯具に取り付ける部分の規格は、ネジ状のE26という規格ではなく、ヨーロッパ規格のGU10という規格になっています。

このGU10という規格は、他のメーカーでは、ほとんど採用されていません。
なので、冒頭で軽くご紹介したゼンスイのマイクロンという灯具を使われるとよいかと思います。

E26という規格のライトを取り付けるネジ式のソケットには、取り付けることができないため注意しましょうね!

紫外線UVBの出力量を実際に測定
発光部分を見てみると、独特の形状の反射板があります。

商品の箱の説明書きによれば、特殊ガラスを使用し、UVと赤外線の照射を同時にできる小型ライトですとあります。
微量のUVといっても、脱皮や代謝の促進、食欲の向上の効果があると考えられているUVAがどれくらい出ていて・・・
カルシウムの吸収に必要な、ビタミンD3を体内で合成させる働きがあるUVBがどれくらい出ているのか分かりませんが・・・

おいら的に、骨格を形成する上で重要なUVBが出ていないのであれば、紫外線が必要な生体には、別途、紫外線ライトが必要になりますので・・・

ズーメッドのUVB測定器で紫外線UVBの出力量を測ってみることにしました。

ちなみに、このUVB測定器で測定した数値の単位は、μW/c㎡(マイクロワット パー 平方センチメートル)になります。
ということで・・・
最初は、マイクロサンの28Wのほうから測ってみたところ・・・
結果は、こんな感じでした!

マイクロサンの28Wタイプについては、UVBは、ほぼ出ていないことが分かりますね!
次は、マイクロサンの53Wのほうを測ってみたところ・・・
結果は、こんな感じでした!

マイクロサンの53Wタイプについては、微量のUVBが出ていることが分かりますね!
参考までに、ゼンスイのマイクロUV LEDという、小型の紫外線LEDライトの紫外線UVBの出力量を測ってみたところ・・・
結果は、こんな感じでした!


UVAについては、測定器を持っていないため測っていませんが、これらの結果より、昼行性の爬虫類のように紫外線が必要な生体については、別途、紫外線ライトが必要になると言えますね。

箱のUV表記に関する余談
どうでもいい話ですが・・・
現在販売されている商品の箱には、単にUVと表記されていますが・・・

以前は、UVAとUVBの表記がされていました・・・

おいら・・・UVBと書かれているときにも、UVBの出力量を測ったことがありますが、結果は、先程とほぼ同じで・・・

28Wタイプについては、UVBは、ほぼ出ていない感じで、53Wタイプについては微量のUVBが出ている感じでした。
なぜ箱の表記が変わったのかについては、おいらには分かりません・・・
と・・・
まあ、こんな感じではございますが
紫外線UVBの出力量の測定結果については、測定方法や測定器具を含め、あくまでおいら調べということで、くれぐれもよろしくお願いいたします。

次回予告:後編について
ということで、前編はここまで・・・
続きは、次回、後編でお届けしますね!
後編では、どれくらいの範囲を、どれくらい温めてくれるのかといった、マイクロサンのバスキングライトとしての能力についても探っていきたいと思います。
なかなか興味深い結果が出ていますので、お見逃しなく!
後編はコチラ
⇒ ゼンスイ マイクロサン(後編) マイクロサンの照射距離ごとの温度を徹底チェック
動画でのご紹介
YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、是非ご参照ください!
⇒ ゼンスイ マイクロサン(前編) 紫外線UVBの出力量・使い勝手やおすすめポイントを徹底評価&レビュー
以上、チャンネルおさるでした!
バーイ!
