小型の爬虫類ケージに最適な紫外線ライトをお探しの方に向けて、今回はゼンスイの「マイクロUV LED」と「マイクロン灯具セット」をご紹介します。
消費電力3Wという省エネでありながら、圧倒的な紫外線量を実現した長寿命のLEDライトについて、開封の様子やUVB測定器を用いた実際の照射量測定、従来のスパイラル蛍光灯との比較などを交えてお届けします。

【こんな方におすすめです】
・小型ケージ用のコンパクトな紫外線ライトを探している方
・紫外線LEDライトの実際のUVB出力値や有効な照射距離を知りたい方
・スパイラルタイプの紫外線蛍光灯からの買い替えを検討している方
・ケージ内の温度を上げずに紫外線を照射したい方

爬虫類飼育における適切な紫外線環境の構築を検討されている方のお役に立てるかと思います。
ぜひ最後までお楽しみください!

マイクロUV LEDとマイクロン灯具セットのご紹介

おいらのブログに度々登場する、ゼンスイというメーカーの「マイクロUV LED」という爬虫類飼育用の小型の紫外線LEDライトがありますが・・・

おいらのお友達から、「商品の開封と紹介記事をアップしてよ」とリクエストされたしだいです。

まあ、おいら的には、発売されてから月日が経過した商品なので、今更といった感じが漂う記事になることは間違いないかと思いますが、今後の生体のお迎えに備えて購入した商品の中に、この商品も含まれていたので、この機会に、おいら目線で、開封しながら商品の詳細をご紹介したいと思います。

マイクロ UV LED + マイクロン灯具セット 紫外線ライト

で・・・

今回購入した商品は、マイクロUV LED のマイクロン灯具セットと言って

マイクロUV LEDという小型の紫外線LEDライトと

電球を取り付けるための、マイクロンというクリップ付きの灯具がセットになった商品です。

ニホントカゲやカナヘビ飼育者の間でも大人気のライトですね!

マイクロ UV LED + マイクロン灯具セット 紫外線ライト

商品パッケージと仕様の確認

で・・・

前置きが長くなりましたが、マイクロUV LED とマイクロン灯具のセットが、どんな商品か、まずは商品の箱を見ていきたいと思います。

まず・・・

箱に書かれている商品の特長といたしましては・・・

強UVB!省エネ・長寿命
小型ケージ用紫外線灯の決定版!
こだわりのUV LED素子を使用し、圧倒的紫外線量を実現
LEDなので熱をほとんど出さず安心安全

みたいな感じです!

推奨生体は、爬虫類として、カメ・トカゲ・ヒルヤモリ
鳥類として、インコ・オウム・猛禽類となっています。

箱の裏面には、商品の仕様が書かれています。

LED電球の消費電力は3Wで

紫外線量が50%以下になるまでの目安は、5,000時間から7,000時間となっています。

おいらの手元にあるスパイラルタイプの紫外線蛍光灯の場合、消費電力が13Wのものや、26Wのものがほとんどなので、マイクロUV LED の3Wというのは、何気にすごい数字だと思います。

スパイラルタイプの紫外線蛍光灯

また、おいら調べですが、一般的なスパイラルタイプの紫外線蛍光灯の場合、約3,000時間での交換が推奨されていますので、寿命の長さに関してもさすがLEDという感じですね!

で・・・

こちらには、照射距離の目安とスペクトルの分布図が書かれています。

マイクロ UV LEDの照射距離の目安とスペクトルの分布図

反対側の面は、設置方法について書かれています。

マイクロ UV LED の設置方法

クリップで取り付ける以外に、ネジを使って網蓋に取り付けることもできるみたいです。

こちらには、小型ケージにイチオシ! UVA・UVBを強力照射とありますね!

ちなみに・・・

UVAは、脱皮や代謝の促進、食欲の向上の効果があると考えられていて、UVBには、骨格を形成する上で重要な、カルシウムの吸収に必要なビタミンD3を体内で合成させる働きがあります。

UVA・UVBの他に、UVCというものもありますが、こちらは生物に危険な影響をおよぼす可能性があると言われています・・・

いざ開封!LED電球本体と灯具の詳細

ということで、ここからは、商品を開封し中身を見ていきたいと思います。

とりあえず、箱から中身を取り出してみました。

LED電球と、電球を取り付けるためのマイクロンというクリップ付きの灯具・・・

それと、真ん中に写っているのは、網蓋に灯具を取り付けるための部品です。

ここからは、一つ一つ詳しく見ていきましょう。

で・・・

こちらが、マイクロンというクリップ付きの灯具になります。

コンパクトサイズなので、小型ケージの取り付けに最適だと思います。

電源コードの長さは、約180cmありますので、十分な長さかと思います。

また、本体から約80cmのところに中間スイッチがありますので、手元でオン・オフする場合でも便利ですね!

ちなみに、電球を取り付ける「ソケット」と言われる部分の規格は、ヨーロッパ規格のGU10という規格なので・・・

マイクロUV LEDや、同じメーカーのマイクロサンといった、GU10という規格の電球専用となります。

E26という規格の、一般家庭でよく見かけるタイプのネジ式のライトを取り付けることはできませんので、注意が必要ですね。

E26規格のライト

灯具のアームについては、このように折りたたんだまま使用するだけでなく・・・

マイクロン灯具

伸ばしたり

こっちに向けたり

あっちに向けたりと

照射角度を自由に変えることができますので、レイアウトに合わせて調整することが可能ですね!

灯具のクリップについては、強力なクリップが採用されていて、取り付ける部分の厚みが2cm以内であればしっかり固定できるので、小型ケージへの取り付けで困ることはないかと思います。

で・・・こちらは、網蓋に直接ライトを取り付けるための部品です。

マイクロン灯具の部品

この部品をクリップと付け替えることにより、網蓋に直接ライトを取り付けることができます。

網蓋に直接ライトを取り付けるための部品

作業自体は簡単で、灯具のクリップの部分を取り外し、網蓋取り付け用の部品と入れ替えるだけです。

クリップと網蓋取り付け用部品の交換作業は、工具がなくても大丈夫です。

網蓋への取り付けは、こんな感じになります。

ちなみに、写真に写っている網蓋は、スドーのハープネットです。

マイクロUV LED交換球のサイズと特徴

続いて・・・

この記事では、何気に電球と言っていますが、マイクロUV LEDの交換球を詳しく見ていきましょう。

マイクロ UV LEDの交換球

まず、ソケットに取り付ける部分の規格は、ヨーロッパ規格のGU10という規格になっています。

マイクロンという専用の灯具とセットで購入しているので、何ら困ることはないかと思いますが・・・

マイクロンという専用の灯具

E26という規格のライトを取り付ける、ネジ式のクリップやライトドームには取り付けることができません。

ネジ式のクリップやライトドーム

で・・・

電球のサイズは、直径49mm、高さ60mm、重さ56gと非常にコンパクトです。

マイクロ UV LEDの交換球

発光部分を見てみると・・・

独特の形状の反射板があり

UVBを発光するチップが2個

UVAを発光するチップが2個

中央に太陽光の明るさである6,000ケルビンを発するチップが1個ありますね!

で・・・

紫外線照射用のLEDということで、紫外線UVBの出力量が気になりますね。

UVB測定器による紫外線量の測定

というわけで、紫外線UVBの出力量を測ってみることにしました。

紫外線UVBの出力量の測定には、ズーメッドのUVB測定器を使いました。

ズーメッドのUVB測定器
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本体正面の中央部にある黒いボタンを押し、本体上部にある丸い部分で、測定したい光をスキャンすることにより、1cm四方におけるマイクロワット数を読み込み、UVBの出力量を測定します。

このUVB測定器で測定した数値の単位は、μW/c㎡(マイクロワット パー 平方センチメートル)になります。

まあ、難しい話はこれぐらいにして

ここからは、測定器を使って測定していきますが、測定方法、測定器具などの面において、おいらレベルで測定した結果であり、あくまで参考数値となりますので、その点はご理解くださいね。

ということで、ライトから遠くなるほどに紫外線UVBの量や照度は低下しますので、照射距離を変えながら測定していきます。

まず、照射距離が10cmのときの紫外線UVBの量は、約290μW/c㎡といった感じです。

照射距離が10cmのときの紫外線UVBの量

続いて、照射距離が20cmのときの紫外線UVBの量は、約91μW/c㎡といった感じです。

照射距離が20cmのときの紫外線UVBの量

続いて、照射距離が30cmのときの紫外線UVBの量は、約45μW/c㎡といった感じです。

照射距離が30cmのときの紫外線UVBの量

商品の箱に書かれていた、照射距離ごとのUVBの量(注:μW/c㎡=μW/qcm)よりも、おいらの測定結果のほうが若干高めに出ましたが、おいら的に、カタログデータどおりのUVBが出力されていると思います。

照射距離ごとのUVBの量

また、消費電力が3Wということを考えれば、非常に優秀だと思います。

ちなみに、箱には照射距離が30cmまでのUVBの量が書かれていますが、照射距離が40cmのときの紫外線UVBの量は、おいら調べで、約25μW/c㎡といった感じでした。

照射距離ごとのUVBの量

スパイラル蛍光灯(レプタイルUVB150)との紫外線量比較

せっかくなので、おいらが長年使っているGEXのレプタイルUVB150という、26Wのスパイラルタイプの紫外線蛍光灯と比べてみたいと思います。

ちなみに、レプタイルUVB150は、砂漠やサバンナに生息する爬虫類用の紫外線ライトになります。

レプタイルUVB150

マイクロUV LEDが3Wで、レプタイルUVB150が26Wと、消費電力だけで見ればかなりの違いがありますが・・・

2つのライトを比較するために、こんな感じのセットを組み、照射距離が30cmのときの紫外線量を比較したいと思います。

照射距離が30cmのときの紫外線量を比較

まず、レプタイルUVB150の紫外線UVBの量を測ったところ・・・約45μW/c㎡といった感じでした。

レプタイルUVB150の紫外線UVBの量

明るさという面では、非常に明るく、温かみのある色合いでした。

続いて、マイクロUV LEDの紫外線UVBの量を測ったところ・・・約43μW/c㎡といった感じでした。

マイクロ UV LEDの紫外線UVBの量

明るさという面では、こちらも非常に明るく、白っぽい色合いでした。

結果から見ると、照射距離が30cmのときの紫外線UVBの量に関しては、どちらも同じくらいでした。

照射距離が30cmのときの紫外線UVBの量

マイクロUV LEDの優秀さがよくわかりますね!

紫外線が届く範囲と小型ケージでの活用法

あと・・・紫外線が届いている範囲についても知りたかったので、ライトの直下から30cm離れた場所の紫外線UVBの量を測ってみることにしました。

まず、レプタイルUVB150の紫外線UVBの量を測ったところ・・・16~20μW/c㎡といった感じでした。

ライトの直下から30cm離れた場所の紫外線UVBの量

レプタイルUVB150は、広い範囲に紫外線を照射できるみたいですね。

続いて、マイクロUV LEDの紫外線UVBの量を測ったところ・・・1~2μW/c㎡といった感じで、ライトの直下から30cm離れた場所には、ほぼUVBが届いていないことがわかりました。

ライトの直下から30cm離れた場所の紫外線UVBの量

ちなみに、ライトの直下から25cmの位置では、約25μW/c㎡ほど測定できましたので、狭い範囲で、しっかりと紫外線を照射してくれるライトだと言えますね!

ライトの直下から25cmの位置では、約25μW/c㎡程測定出来ました

で・・・

おいらの場合は、幅45cm以下の小型ケージで使うことが多いのですが

小型ケージであれば、1個のライトでしっかりと紫外線を照射できるかと思います。

幅の広いケージの場合は、間隔を空けて2個のライトを設置するといった使い方もありかと思います。

それから、マイクロUV LEDは、熱をほとんど発しないため、日向ぼっこ用のバスキングスポットを作る場合には、同じゼンスイのマイクロサンなどの小型のハロゲン保温球を使うと統一感のあるセッティングができます!

ゼンスイのGU10という規格のライトには、様々な商品がありますので、飼育環境によって使い分けることができますね!

ゼンスイのGU10という規格のライト

あと、強い紫外線が必要な生体の場合は、照射距離を短くするために、高さのあるバスキングストーンを使うとよいかと思います。

まあ、こんな感じではございますが

紫外線ライトには、いろんなタイプがありますが、徐々にLEDへの移行が進んでいます。

色々なタイプの紫外線ライト

商品ごとに特徴がありますので、商品をよく理解したうえで、飼育する生体に合わせて使いこなす必要がありますね!

ということで、今回はここまで・・・

今後、商品を使い込んで、気づいたことや気になることが出てきたら、記事にしたいと思います。

動画でのご紹介

YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、是非ご参照ください!

チャンネルおさる YouTube

マイクロ UV LED + マイクロン灯具セット 開封!使い勝手やおすすめポイントを徹底評価&レビュー

以上、チャンネルおさるでした!

バーイ!

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