ピーターズバンデッドスキンク
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今回は、おいらが飼育している、ピーターズバンデッドスキンクと言うトカゲと、その飼育環境をご紹介したいと思います。

で・・・

ピーターズバンデッドスキンクは、アフリカ北部に分布している30cmほどのトカゲです。

サハラナミダメスナトカゲや、ジャイアントサンドフィッシュスキンクと呼ばれることもあります。

ピーターズバンデッドスキンク

どうでもいい話ですが・・・

学名にちなんで、スキンコプスと呼ぶ上級のマニアさんも時々見かけます。

外見的には・・・

黄色いボディーに黒いバンドが入った、おしゃれなトカゲさんです・・・

また、ナミダメスナトカゲと呼ばれる通り、ウルウルした黒目がとってもステキですね・・・

ピーターズバンデッドスキンク

で・・・

ジャイアントサンドフィッシュスキンクと呼ばれることもあるピーターズバンデッドスキンクですが・・・

砂漠の魚とも言われ・・・

サラサラした砂の中を、まるで魚が泳ぐように移動する、小っちゃくて可愛いサンドフィッシュスキンクが巨大化したものではなく、ましてや親子でも兄弟でも恋人でもありません。

サンドフィッシュスキンク

ちなみに、大きいほうが、ジャイアントサンドフィッシュスキンクことピーターズバンデッドスキンクで・・・・

ピーターズバンデッドスキンク

小さいほうが、サンドフィッシュスキンクです。

サンドフィッシュスキンク

小さいほうのサンドフィッシュスキンクは・・・

砂の抵抗を受けにくいシャベルのようにとがった顔、スベスベしてずんぐりした短い体、砂の中での生活に適した指など、「砂漠の魚」の名のとおり、砂の中での生活に特化した形態をしています。

サンドフィッシュスキンク

一方・・・

大きいほうのジャイアントサンドフィッシュスキンクことピーターズバンデッドスキンクは、動きも俊敏とは言えず、また、指も砂の中での生活に適した形状ではなく、砂の中での生活に特化した感じではありません・・・

ピーターズバンデッドスキンク

ここまでの流れで・・・

なんとなく、ピーターズバンデッドスキンクの「ジャイアントサンドフィッシュスキンク」という別名が、人々に多くの誤解を与えているような感じですが・・・

ピーターズバンデッドスキンク

まだまだありますので、さらに続けますね・・・

で・・・

ジャイアントサンドフィッシュスキンクという別名から、日中の乾燥した砂漠で活動している姿をイメージしそうになりますが、実は、夜行性で、しかも砂漠のように乾燥した環境は好まず、やや湿気をおびた環境を好みます。

ピーターズバンデッドスキンク

こんな感じなので、いっそのこと、「サンドフィッシュ」の別名は、一旦、忘れたほうがいいかもです。

ピーターズバンデッドスキンク

ということで・・・

ここからは、ピーターズバンデッドスキンクを飼育するために、おいらが使用している飼育用品をご紹介しますね!

まず、主に地表や、浅い地中で活動するということで、そのチョイスが重要になる床材ですが、やや湿気をおびた環境を好むということで、湿度をキープできる床材がベストだと思います。

ピーターズバンデッドスキンク

おいらは、これまでに

ヤシの実の殻をサイコロ状のチップにした、ミタニのハクスチップや

ミタニのハクスチップ

松の樹皮をチップにした、ポゴナクラブのバークチップ

ポゴナクラブのバークチップ

同じく、松の樹皮をチップにした、GEXのテラリウムバークなどを使ってきましたが

GEXのテラリウムバーク

これらの床材は、乾燥したままでも、湿らせても使用できるため、ピーターズバンデッドスキンクの飼育に向いていると思います。

ちなみに、ピーターズバンデッドスキンクをお迎えするときにショップで教えてもらったのですが、湿らせると粘土状になるような床材や、繊維が指先に絡むような床材は、指先を傷める恐れがあるので、避けは方が良いとのことでした。

湿らせると粘土状になるような床材や、繊維が指先に絡むような床材は、指先を傷める

続いて・・・

シェルターですが・・・

ウェットシェルター

飼育を始めた当初は、隠れたいときには床材に潜ると思っていたので、シェルターは使っていませんでした。

が・・・

冬場の空気が乾燥している時期に、おいらの飼育環境では、床材が乾き気味になってしまうので、その対策として水を入れたウェットシェルターを入れたところ・・・

普段は、床材に潜っているピーターちゃんが、床材が乾いてきたらウェットシェルターの中に入り、次に霧吹きをして、湿気をおびた床材が復活するまでは、その中で過ごすようになったので・・・・・

それ以来、水を入れたウェットシェルターを常に設置しています。

ウェットシェルター

続いて・・・

照明器具ですが、ピーターズバンデッドスキンクは夜行性のため、紫外線ライトは不要で、日向ぼっこ用のバスキングライトも不要です。

で・・・

保温器具については、おいらの飼育部屋は、エアコンで温度管理をしていて、ピーターズバンデッドスキンクを飼育しているケージ付近の温度は25℃前後をキープするようにしていますが・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 エアコンで温度管理

どうやら、温かいところが大好きな感じで、昼夜を問わず、長い時間、ケージ内の温かい部分のやや湿気をおびた床材にもぐったり、地表でまったりしていたりするので・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 保温球で保温

GEXのヒートグローという赤外線を照射する保温球の50Wを常時点灯しています。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 GEXのヒートグロー

で・・・ヒートグローの灯具は、GEXのライトドームをチョイスして、同じGEXのライトスタンドに取り付けています。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 GEXのライトドームとライトスタンド

GEXのライトスタンドは、高さの調節が出来るので、ホットスポットの温度調節も簡単にできますね!

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 

続いて・・・

飼育ケース内の温度や湿度の管理については、湿温度計を使うと便利です。

おいらは、ニチドウのマルチ湿温度計を使っていますが、

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 マルチ湿温度計

デジタル式のものは、温度については、最高温度と最低温度、また、湿度については、最高湿度と最低湿度を記録してくれるので大変便利です!

で・・・

ホットスポットとなる地表の表面温度の測定には、ヒートガンを使うと便利です。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 ヒートガン

続いて、水入れやエサ入れですが・・・

おいらは、GEXのフィーディングディッシュやスドーのレプタイルディッシュを多用していますが・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 GEXのフィーディングディッシュやスドーのレプタイルディッシュ

水入れやエサ入れについては、ひっくり返されないものであれば、おいら的に何でもいいと思います。

あと、湿気をおびた環境を維持するということで、不衛生な環境にならないように、GEXのテラリウムデオという消臭・抗菌スプレーを使っています

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 GEXのテラリウムデオ

続いて・・・

飼育ケースにつきましては、お迎えした当初は、60cm幅の水槽を使っていましたが、行動をよく観察した結果、1匹だけなら45cm幅で十分だと判断し、現在は、45cm幅の水槽を使っています。 

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 45cm幅の水槽

まあ、おいらが使っている飼育用品については、こんな感じですが、ここからは、飼育環境のセッティングの様子をお届けしますね。

ということで、幅45cm 高さ30cm 奥行30cmの水槽をセットしました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育用品 45cm幅の水槽

続いて、床材のGEXのテラリウムバークを敷きました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング GEXのテラリウムバークを敷きました

今回は、4リットル入りを一袋使いました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング GEXのテラリウムバークを敷きました

ヘラを使って、床材をざっくりとならして、いい感じに整えました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング GEXのテラリウムバークを敷きました

ここで・・・

スドーのウエットシェルターを配置しました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング スドーのウエットシェルターを配置

向かって右側には、保温球を点灯させるので、シェルターは左側に配置しました。

そして、水入れとして使うGEXのフィーディングディッシュを配置しました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 水入れとして使うGEXのフィーディングディッシュを配置

ウエットシェルターとフィーディングディッシュに水を入れました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング ウエットシェルターとフィーディングディッシュに水を入れました

そして、ライトドームを取り付けたライトスタンドをセットして・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 50Wのヒートグローを点灯させました

50Wのヒートグローを点灯させました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 

ライトをつけて一時間後の、ライト直下の地表の温度は、31.4℃でした

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 50Wのヒートグローを点灯させました

ライトから離れたところの地表の温度は、26℃でした。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 50Wのヒートグローを点灯させました

温度勾配もばっちりですね!

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 温度勾配

温度の面でも納得できたので、霧吹きを使って、たっぷりと床材に水を含ませました。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 霧吹き使って、たっぷりと床材に水を含ませました

ということで、ピーターズバンデッドスキンクちゃんに入居して頂きました!

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 入居

床材が新しくなったからでしょうか?

なんとなくソワソワしていますね!

しばらくすると・・・

新しい環境にも慣れてきたみたいで 

床材をホリホリして潜ってみたり・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境

ウェットシェルターによじ登って遊んでみたり・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境

ライト直下の温かいところでマッタリしてみたりと・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境

色んな姿を見せてくれるようになりました。

ちなみに、わが家のピーターちゃんは、夜行性であることを忘れたかのように、昼間であっても、大好きなウェットシェルターを使って運動をしたりしています!

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境

もしかしたら、ウェットシェルターで遊んでいるふりをして、脱走を企てているのかもしれませんね!

エサについては、おいらのところでは、生きたフタホシコオロギやデュ ビアを1週間に2~3回の頻度で与えています。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境 エサ

あと・・・時々ですが・・・ 

ミルワームをエサ皿に入れて与えたりもしています。

ちなみに、おいら・・・

爬虫類に与える生きた昆虫には、栄養強化のために、ウォンバルーのインセクトブースターを使って、しっかりとガットローディングを行っています。

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境 エサ

エサのガットローディングについては、下記の記事をご参照ください
ミルワームのガットローディングについてまとめました
爬虫類のエサ用コオロギのガットローディングについてまとめました

余談ですが、ショップでは入荷直後のワイルド個体は、脱水状態になっていることが多いとのことで、まず水を飲ませ、必要であれば温浴を行なって脱水状態から回復させてから、販売出来る状態に仕上げて行くとのことでした。

ピーターズバンデッドスキンク

日々の管理としては・・・

エサの残りやフンの掃除

水入れとウェットシェルターの洗浄

また、床材の湿気をおびた状態をキープするために、1日1~2回は、霧吹きをしています。 

おいら的に、ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境についてまとめると

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境

夜行性で、主に地表や浅い地中で活動

完全に乾燥した環境は苦手

温度は、25~30℃

食性は、肉食性の傾向が強い雑食

脱水には要注意!

と・・・まあ、こんな感じです。

ピーターズバンデッドスキンク

まあ、なんとなく憎めない感じがたまらないピーターちゃんです!

これからも愛情を注いで末永く飼育していきたいと思います・・・

ということで 今回はここまで・・・

今後、大きな変化や気になることが出てきたら記事にしたいと思います。

YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、是非ご参照ください!
チャンネルおさる YouTube

ピーターズバンデッドスキンクの飼い方・飼育用品・飼育環境・エサについてまとめました

以上、チャンネルおさるでした!

バーイ!

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