前回の記事では、オオアシカラカネトカゲ(シロテンカラカネトカゲ・オセラータスキンク)をお迎えしたということで、飼い方や必要な飼育用品、飼育環境のセッティング、温度管理、エサ(種類・量・頻度)などについて書かせていただきました。
前回の記事
⇒ オオアシカラカネトカゲの飼い方・飼育用品・飼育環境・エサについてまとめました
で・・・
その後どうなったかと言えば・・・
仕事からから帰って来て、真っ先にオオアシカラカネトカゲ水槽の水入れを洗って、部屋に戻ってきたその時に・・・水槽のすみのほうに初めてお目にかかる方々がいることに気付きました!
それがコチラです!
初めて見るおいらに驚いたのでしょうか?
じっとしたままでピクリとも動きません。
で・・・
奥にいるのがアダルトサイズの個体ですから、明らかにベビーちゃんであることが分かりますね!
オオアシカラカネトカゲは、卵胎生と言って卵を産むのではなく、直接子供を産みますので、誰かが生んだということですね!
で・・・ベビーちゃんと言えば、生まれたばかりだというのに、か弱い感じはなく、どことなく貫禄さえ感じます!
動きも俊敏で、時おり親以上のスピードで動きます!
で・・・
アダルトチームと言えば・・・
まわりでベイビーズがワチャワチャしていても、バスキングライトのライトの下に集まって、日課である日向ぼっこをはじめました!
オオアシカラカネトカゲは、本当に日向ぼっこが大好きですね!
で・・・
ここで、おいら的に、ベイビーズを親と一緒に飼育すべきか、親と別にして飼育すべきかという問題が発生しましたが・・・
とりあえず、現時点で何匹生まれているのかを確認したいと思いましたし、今後何匹生まれてくるかも確認したいと思いましたので、一旦、ベイビーズを親のいる水槽から取り出して別のケースで飼育することにしました。
こんな感じで、貴方のお母さんは誰なの?
何人兄弟の何番目なの?
おとうさんもここにいるの?
などと色んなことを聞きながら、一匹ずつ捕まえた結果・・・なんと今の時点で7匹も生まれていました!
この子たちのお母さんは誰なのか?
そのお母さんは何匹産んだのか?
お父さんもココにいるのか?
といういくつかの謎は残りますが、ベイビーたちは皆さんとっても元気でなによりです!
で・・・こちらで日向ぼっこしているアダルト個体の中にもおなかが大きな個体がいますので、ひょっとしたら近いうちに次のベビーラッシュがあるかもしれませんね・・・
ということで、ここからはベイビーズの飼育環境を整えてあげたいと思います!
飼育環境や飼育スタイルにつきましては、ショップによっても考え方が違っていたり、飼育者によっても違いがあると思いますので、そのあたりはご理解の上、お読みいただければと思います。
で・・・
今回は、ダイソーで売っているストックボックスを飼育ケースとして使用したいので、これに合う飼育用品をチョイスしました!
まず、オオアシカラカネトカゲが大好きな日向ぼっこ用のスポットを作ってあげたいので、紫外線ライトとしてゼンスイというメーカーの「マイクロ UV LED と マイクロン灯具のセット」を準備しました!
この「マイクロ UV LED」は、おいら的に小さめの飼育ケース用の紫外線ライトとして非常に使いやすいライトです。
続いて、保温ライトとして同じゼンスイの「クリップスタンド マイクロン28Wセット」を準備しました!
こちらの28Wの保温ライトも小さめの飼育ケース用の保温ライトとして非常に使いやすいライトです。
紫外線ライトと保温ライトの2つのライトで、一部を35℃ぐらいの日向ぼっこ用のエリアとし、それ以外の場所は25℃ぐらいとなるような飼育環境を作ってあげたいと思います。
で・・・
次は、床材を温めるパネルヒーターを準備しました。
ということで、ここからは、飼育環境のセットをしながら説明しますね・・・
まず、パネルヒーターの上にダイソーのストックボックスを置きました。
ストックボックスのサイズは、幅約41cm、奥行約27cm、高さ約14cmです。
日向ぼっこ用のバスキングスポットとなる部分に、ブロックを置きました。
ライトに照らされたブロックが温かくなり、ベイビーズのおなかを温めてくれるようにするためです。
ブロックを置いたら、床材のデザートブレンドクラシックを敷きました。
が・・・ここで・・・おいら的に、ブロックが高すぎると感じたので、低くて平らな石に変更しました
まあ これでよしとしましょう。
続いて、保温ライトを取り付け点灯試験をしました。
なかなかいい感じですね!
ここで一旦保温ライトを消して紫外線ライトの点灯試験をしました。
こちらもいい感じです。
最後は、保温ライトと紫外線ライトを同時に点灯させました。
カメラを通してみると眩しく感じますが、実際はなかなかいい感じです!
ここで生まれて初めてカメラの露出の調整をして、明るすぎる部分をおさえました!
露出の調整でよかったのか、本当は他にやるべき方法があったのではないかという疑問は残りますが、今後も撮影を続けることで徐々に解決していければと思います。
温度的には、昼間はライト直下の温度を35℃前後として それ以外の場所の温度を25℃前後にしています 消灯後の夜間は25℃前後にしています。
まあ、おいら的に納得のいくセッティングができたのでベイビーズに入居して頂きました!
すぐに新しい環境になれたみたいで、温められた石の上で日向ぼっこを始めました。
コチラの子は、温かくなった床材の上でマッタリしていますね・・・
何から何まで親と一緒です!
ちなみに、同時刻のアダルト軍団は、こんな感じでした・・・やはりマッタリと日向ぼっこをしていますね!
この姿は何度見ても癒されますね!
ということで、ここからはベイビーズのお食事の様子をお届けします。
使ったエサは、行きつけのショップで教えてもらったスドーのフロッグステープルフードというツノガエル用のエサです。
オオアシカラカネトカゲにとって美味しそうな臭いがするらしく、人工フードを知らないベイビーズを臭いでおびき寄せることができるとのことです。
で・・・
フロッグステープルフードは、粉末タイプのエサで、これを水で溶いてコーンポタージュぐらいのトロミがついた状態で与えます。
とりあえず、出来上がったエサを飼育ケースの中に置いてみました。
するとどうでしょう・・・すぐに何匹かがエサと認識したようです!
おいらが愛情を込めて作ったエサを生まれて初めてのエサとして食べてくれた!
飼い主として最高にうれしい瞬間でした。
その後も次々と人工フードを食べる子が現れ、ついにはスプーンについたエサを食べる子まで現れました。
エサ皿のエサを食べない子には、石の上にエサをたらして食べさせたりと多少の工夫は必要ですが、生まれたばかりのベビーであることを忘れてしまいそうな感じです。
あまりにも可愛いので 何時間でも見ていられそうですね・・・
べビーの間は毎日エサを与えますが、日々のごはんタイムも楽しくなりそうです・・・
飲み水については、水で溶いた人工フードである程度は補給出来ているかと思いますが、念のため、水入れを置いたり、霧吹きをしたりして、あれこれ工夫しながらやっています。
まあ、今日のところは、何もかもが順調で楽しいだけの時間でしたが、生き物の飼育は何が起こるか分かりません。
命の尊さを感じつつ、拒食や病気(脱皮不全、脱水、下痢、クル病、マウスロットなど)にならないように細心の注意を払い、愛情を注いで育てあげたいと思います。
で・・・おいらが慣れない写真の補正作業であたふたしている間に、さらに4匹の赤ちゃんが生まれていました。
これで合計11匹です!
出来ることなら生まれる瞬間の写真も撮りたいと思っていたのですが、おいらの対応力の上を行くスピード出産でした。
おいら的に、これ以上増えたらどうしようという不安と、もっと増えないかなあという淡い期待があります。
まあ、そんなこんなでございますが、今後、大きな変化や気になることが出てきたら記事にしたいと思います。
YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、是非ご参照ください!
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⇒ 【必見】卵胎生のオオアシカラカネトカゲ産まれました!ベビーの飼い方・飼育用品・飼育環境・エサについてまとめました
以上、チャンネルおさるでした!
バーイ!