アフリカ北部に生息し、黄色いボディに黒いバンド模様が入った魅力的な爬虫類、ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境についてご紹介する記事です。
砂漠の魚とも呼ばれる彼らですが、実は夜行性でやや湿気のある環境を好むなど、意外な生態を持っています。これからお迎えを検討されている方や、すでに飼育を始めている方に向けて、最適な床材やシェルター、温度管理の方法から日々のエサやりまで、実際の飼育経験に基づいた役立つ情報をお届けします。

【こんな方におすすめです】
・ピーターズバンデッドスキンクの正しい飼育環境を知りたい方
・床材や保温器具など、どんな飼育用品を揃えればよいか迷っている方
・実際の飼育ケージの立ち上げ手順やレイアウトの様子を見たい方
・日々のメンテナンスやエサやりの具体的な頻度を把握したい方

これからトカゲの飼育を始めようと考えている方のお役に立てるかと思います。
ぜひ最後までお楽しみください!

ピーターズバンデッドスキンクの特徴と生態

ということで、今回は、おいらが飼育している、ピーターズバンデッドスキンクというトカゲと、その飼育環境をご紹介したいと思います。

で・・・

ピーターズバンデッドスキンクは、アフリカ北部に分布している30cmほどのトカゲです。

サハラナミダメスナトカゲや、ジャイアントサンドフィッシュスキンクと呼ばれることもあります。

ピーターズバンデッドスキンク

どうでもいい話ですが・・・

学名にちなんで、スキンコプスと呼ぶ上級のマニアさんも時々見かけます。

外見的には・・・

黄色いボディーに黒いバンドが入った、おしゃれなトカゲさんです・・・

また、ナミダメスナトカゲと呼ばれるとおり、ウルウルした黒目がとってもステキですね・・・

ピーターズバンデッドスキンクのウルウルした黒目

で・・・

ジャイアントサンドフィッシュスキンクと呼ばれることもあるピーターズバンデッドスキンクですが・・・

砂漠の魚とも言われ・・・

サラサラした砂の中を、まるで魚が泳ぐように移動する、小っちゃくて可愛いサンドフィッシュスキンクが巨大化したものではなく、ましてや親子でも兄弟でも恋人でもありません。

サンドフィッシュスキンク

ちなみに、大きいほうが、ジャイアントサンドフィッシュスキンクことピーターズバンデッドスキンクで・・・

ピーターズバンデッドスキンクとサンドフィッシュスキンクの比較

小さいほうが、サンドフィッシュスキンクです。

小さいほうのサンドフィッシュスキンクは・・・

砂の抵抗を受けにくいシャベルのようにとがった顔、スベスベしてずんぐりした短い体、砂の中での生活に適した指など、「砂漠の魚」の名のとおり、砂の中での生活に特化した形態をしています。

サンドフィッシュスキンク

一方・・・

大きいほうのジャイアントサンドフィッシュスキンクことピーターズバンデッドスキンクは、動きも俊敏とは言えず、また、指も砂の中での生活に適した形状ではなく、砂の中での生活に特化した感じではありません・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境

ここまでの流れで・・・

なんとなく、ピーターズバンデッドスキンクの「ジャイアントサンドフィッシュスキンク」という別名が、人々に多くの誤解を与えているような感じですが・・・

まだまだありますので、さらに続けますね・・・

で・・・

ジャイアントサンドフィッシュスキンクという別名から、日中の乾燥した砂漠で活動している姿をイメージしそうになりますが、実は、夜行性で、しかも砂漠のように乾燥した環境は好まず、やや湿気をおびた環境を好みます。

ピーターズバンデッドスキンクは夜行性で乾燥した環境は好まない

こんな感じなので、いっそのこと、「サンドフィッシュ」の別名は、一旦、忘れたほうがいいかもです。

飼育に必要なおすすめ用品のご紹介

ということで・・・

ここからは、ピーターズバンデッドスキンクを飼育するために、おいらが使用している飼育用品をご紹介しますね!

まず、主に地表や、浅い地中で活動するということで、そのチョイスが重要になる床材ですが、やや湿気をおびた環境を好むということで、湿度をキープできる床材がベストだと思います。

おいらは、これまでに

ヤシの実の殻をサイコロ状のチップにした、ミタニのハクスチップや

ミタニのハクスチップ

松の樹皮をチップにした、ポゴナクラブのバークチップ

ポゴナクラブのバークチップ

同じく、松の樹皮をチップにした、GEXのテラリウムバークなどを使ってきましたが

GEXのテラリウムバーク
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これらの床材は、乾燥したままでも、湿らせても使用できるため、ピーターズバンデッドスキンクの飼育に向いていると思います。

ちなみに、ピーターズバンデッドスキンクをお迎えするときにショップで教えてもらったのですが、湿らせると粘土状になるような床材や、繊維が指先に絡むような床材は、指先を傷める恐れがあるので、避けたほうが良いとのことでした。

湿らせると粘土状になるような床材や、繊維が指先に絡むような床材は、指先を傷める

ウェットシェルターの活用

続いて・・・

シェルターですが・・・

ウェットシェルター

飼育を始めた当初は、隠れたいときには床材に潜ると思っていたので、シェルターは使っていませんでした。

が・・・

冬場の空気が乾燥している時期に、おいらの飼育環境では、床材が乾き気味になってしまうので、その対策として水を入れたウェットシェルターを入れたところ・・・

普段は、床材に潜っているピーターちゃんが、床材が乾いてきたらウェットシェルターの中に入り、次に霧吹きをして、湿気をおびた床材が復活するまでは、その中で過ごすようになったので・・・

それ以来、水を入れたウェットシェルターを常に設置しています。

照明器具と保温球の設置

続いて・・・

照明器具ですが、ピーターズバンデッドスキンクは夜行性のため、紫外線ライトは不要で、日向ぼっこ用のバスキングライトも不要です。

で・・・

保温器具については、おいらの飼育部屋は、エアコンで温度管理をしていて、ピーターズバンデッドスキンクを飼育しているケージ付近の温度は25℃前後をキープするようにしていますが・・・

エアコンで温度管理
保温球で保温

どうやら、温かいところが大好きな感じで、昼夜を問わず、長い時間、ケージ内の温かい部分のやや湿気をおびた床材にもぐったり、地表でまったりしていたりするので・・・

GEXのヒートグローという赤外線を照射する保温球の50Wを常時点灯しています。

GEXのヒートグロー

で・・・ヒートグローの灯具は、GEXのライトドームをチョイスして、同じGEXのライトスタンドに取り付けています。

GEXのライトドームとライトスタンド

GEXのライトスタンドは、高さの調節が出来るので、ホットスポットの温度調節も簡単にできますね!

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のセッティング 

湿温度計とその他の管理用品

続いて・・・

飼育ケース内の温度や湿度の管理については、湿温度計を使うと便利です。

おいらは、ニチドウのマルチ湿温度計を使っていますが、

マルチ湿温度計
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デジタル式のものは、温度については、最高温度と最低温度、また、湿度については、最高湿度と最低湿度を記録してくれるので大変便利です!

で・・・

ホットスポットとなる地表の表面温度の測定には、赤外線温度計を使うと便利です。

赤外線温度計

続いて、水入れやエサ入れですが・・・

おいらは、GEXのフィーディングディッシュやスドーのレプタイルディッシュを多用していますが・・・

GEXのフィーディングディッシュやスドーのレプタイルディッシュ

水入れやエサ入れについては、ひっくり返されないものであれば、おいら的に何でもいいと思います。

あと、湿気をおびた環境を維持するということで、不衛生な環境にならないように、GEXのテラリウムデオという消臭・抗菌スプレーを使っています。

GEXのテラリウムデオ

飼育ケースとサイズについて

続いて・・・

飼育ケースにつきましては、お迎えした当初は、60cm幅の水槽を使っていましたが、行動をよく観察した結果、1匹だけなら45cm幅で十分だと判断し、現在は、45cm幅の水槽を使っています。

45cm幅の水槽

まあ、おいらが使っている飼育用品については、こんな感じですが、ここからは、飼育環境のセッティングの様子をお届けしますね。

飼育ケースのセッティング手順

ということで、幅45cm、高さ30cm、奥行30cmの水槽をセットしました。

続いて、床材のGEXのテラリウムバークを敷きました。

飼育環境のセッティング・床材をセット

今回は、4L入りを一袋使いました。

ヘラを使って、床材をざっくりとならして、いい感じに整えました。

ここで・・・

スドーのウェットシェルターを配置しました。

飼育環境のセッティング・スドーのウェットシェルターを配置

向かって右側には、保温球を点灯させるので、シェルターは左側に配置しました。

そして、水入れとして使うGEXのフィーディングディッシュを配置しました。

飼育環境のセッティング・水入れとして使うGEXのフィーディングディッシュを配置

ウェットシェルターとフィーディングディッシュに水を入れました。

そして、ライトドームを取り付けたライトスタンドをセットして・・・

飼育環境のセッティング・50Wのヒートグローを点灯

50Wのヒートグローを点灯させました。

ヒートグローを点灯した後の温度測定

ライトをつけて一時間後の、ライト直下の地表の温度は、31.4℃でした。

ライトから離れたところの地表の温度は、26℃でした。

温度勾配もばっちりですね!

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境の温度勾配

温度の面でも納得できたので、霧吹きを使って、たっぷりと床材に水を含ませました。

飼育環境のセッティング・霧吹き使って、たっぷりと床材に水を含ませました

ということで、ピーターズバンデッドスキンクちゃんに入居していただきました!

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境

床材が新しくなったからでしょうか?

なんとなくソワソワしていますね!

しばらくすると・・・

新しい環境にも慣れてきたみたいで

床材をホリホリして潜ってみたり・・・

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境

ウェットシェルターによじ登って遊んでみたり・・・

ライト直下の温かいところでマッタリしてみたりと・・・

いろんな姿を見せてくれるようになりました。

ちなみに、わが家のピーターちゃんは、夜行性であることを忘れたかのように、昼間であっても、大好きなウェットシェルターを使って運動をしたりしています!

もしかしたら、ウェットシェルターで遊んでいるふりをして、脱走を企てているのかもしれませんね!

エサの種類と与え方について

エサについては、おいらのところでは、生きたフタホシコオロギやデュビアを1週間に2~3回の頻度で与えています。

ピーターズバンデッドスキンクのエサ用の生きた昆虫

あと・・・時々ですが・・・

ミルワームをエサ皿に入れて与えたりもしています。

ちなみに、おいら・・・

爬虫類に与える生きた昆虫には、栄養強化のために、ウォンバルーのインセクトブースターを使って、しっかりとガットローディングを行っています。

ピーターズバンデッドスキンクのエサのガットローディング

エサのガットローディングについては、下記の記事をご参照ください
ミルワームのガットローディングについてまとめました
爬虫類のエサ用コオロギのガットローディングについてまとめました

日々の管理と飼育環境のまとめ

余談ですが、ショップでは入荷直後のワイルド個体は、脱水状態になっていることが多いとのことで、まず水を飲ませ、必要であれば温浴を行って脱水状態から回復させてから、販売できる状態に仕上げていくとのことでした。

ピーターズバンデッドスキンク

日々の管理としては・・・

エサの残りやフンの掃除

水入れとウェットシェルターの洗浄

また、床材の湿気をおびた状態をキープするために、1日1~2回は、霧吹きをしています。

おいら的に、ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境についてまとめると

ピーターズバンデッドスキンクの飼育環境のまとめ

夜行性で、主に地表や浅い地中で活動

完全に乾燥した環境は苦手

温度は、25~30℃

食性は、肉食性の傾向が強い雑食

脱水には要注意!

と・・・まあ、こんな感じです。

ピーターズバンデッドスキンク

まあ、なんとなく憎めない感じがたまらないピーターちゃんです!

これからも愛情を注いで末永く飼育していきたいと思います・・・

ということで、今回はここまで・・・

今後、大きな変化や気になることが出てきたら記事にしたいと思います。

動画でのご紹介

YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、ぜひご参照ください!

チャンネルおさる YouTube

ピーターズバンデッドスキンクの飼い方・飼育用品・飼育環境・エサについてまとめました

以上、チャンネルおさるでした!

バーイ!

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