サンドフィッシュスキンク
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今回は、おいらが飼育している「砂漠の魚」ことサンドフィッシュスキンクの飼育環境をご紹介したいと思います。

で・・・

サンドフィッシュスキンクは、サハラ砂漠やアラビア半島の砂地に生息する小型のトカゲです。

ジャイアントサンドフィッシュスキンクとかピーターズバンデッドスキンクと呼ばれる、よく似たタイプの大き目のスキンクがいますが、親子でも兄弟でも恋人でもありません・・・

ピーターズバンデッドスキンクとサンドフィッシュスキンク

で・・・

サンドフィッシュスキンクは、サラサラした砂の中を、まるで魚が泳ぐように素早く移動します。

サンドフィッシュスキンク

砂の抵抗を受けにくいシャベルのように尖った顔、スベスベしてずんぐりした短い体、砂の中での生活に適した形状の指など、「砂漠の魚」の名のとおり、砂の中での生活に特化した形態をしています。

サンドフィッシュスキンク

サンドフィッシュスキンクを購入するときには、多くの時間を割いて、書籍やネットで飼育方法や飼育環境についての情報収集をしましたが、おいら的に満足のいく内容の情報を集めることが出来なかったため、ショップの店長にお時間を頂き、メモを取りながら真剣に飼育方法や飼育環境のポイントについてうかがったことをよく覚えています。

で・・・サンドフィッシュスキンクは、昼夜の温度差がある乾燥した砂漠に生息している生き物です。

夜間温度が下がった砂漠に、太陽が昇り、砂地が温められると、サンドフィッシュスキンクたちは砂の中から現れ、温かい砂の上で日向ぼっこをして体温を上げます。

そして、十分に体を温めてから、食事をし、強い日差しが降り注ぐ時間帯はヒンヤリした砂の中に潜る・・・

このように、日差しの強いときは、砂の中に潜って暑さを凌ぎ、朝夕の時間帯に活動するという生活を送っています。

で・・・

おいらの飼育設備といえば・・・

ケースはニッソーのプラケース特大

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 ニッソーのプラケース特大

サイズは 幅44.3cm 奥行き26.7cm フタを含めた高さは18.4cmです。

紫外線ライトは、ゼンスイというメーカーのマイクロ UV LED とマイクロン灯具のセット

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 ゼンスイというメーカーの紫外線ライトマイクロ UV LED とマイクロン灯具のセット

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 ゼンスイというメーカーの紫外線ライトマイクロ UV LED とマイクロン灯具のセット

バスキングライトは、同じゼンスイのクリップスタンド マイクロン28Wセット

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 バスキングライト ゼンスイ クリップスタンド マイクロン28Wセット

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 バスキングライト ゼンスイ クリップスタンド マイクロン28Wセット

床材の砂は、エキゾテラのデザートサンドレッド

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 床材の砂 エキゾテラのデザートサンドレッド

水入れは、エキゾテラのフィーディングディッシュ S

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 水入れ エキゾテラのフィーディングディッシュ S

こんな感じです。

どうでもいい話ですが・・・

サンドフィッシュスキンクの飼育に際し、砂の表面温度の測定用にズーメッドというメーカーのレプティーテンプサーモガンという商品を購入しましたが・・・

ズーメッド レプティーテンプサーモガン

実際の測定には、机の上で独特の存在感を放っているため、ついつい手に取ってしまう、Amazonで買った2000円程度のヒートガンを使っています!

ヒートガン

話がそれてしまいましたが 飼育環境について言えば、日中は、海水浴場の砂浜のように、表面が熱々の砂地を飼育ケース内の一部に作ってあげることが大切で、粒の細かい砂を厚めに敷いて、バスキングライトでライト直下の砂地の表面温度を40℃から50℃の範囲にしてあげましょう。

バスキングライトでライト直下の砂地の表面温度を40℃から50℃の範囲に

40℃から50℃と言えば、灼熱の環境を想像しがちですが、あくまでバスキングライトの真下にあたる、ごく狭い部分の表面温度ですから、数センチ離れただけで30℃程度になります…

バスキングライト直下

バスキングライト付近の温度

ちなみに、ショップの店長いわく、40cm以上の幅がある水槽を用い、厚めに砂を敷いた場合は、バスキングライト直下の砂地の表面温度が 一時的に50℃を超えても、ライトから距離がある砂の中には30℃以下の涼しい部分が出来ているのでセッティング的に問題ないとのこと

サンドフィッシュスキンクの飼育環境

要は、地表部分の表面温度は高くても、地中は温度が低くなるように、砂の中の温度勾配を作ってあげることが大切だと言えます。

そいえば・・・おいらがバスキングライトとして使っているゼンスイのクリップスタンド マイクロン28Wセットは、別売りの53Wの電球を買えば、53Wのバスキングライトとして使えます・・・

マイクロン53W

用心深いおいらは、28Wのライトで温度が上がらなかった時のことを考え、53Wの電球も購入していましたが、おいらの飼育環境では、28Wで十分でした!

28Wで、バスキングライト直下の砂地の表面温度を40℃から50℃の範囲でキープしてくれます。

サンドフィッシュスキンク

で・・・紫外線については、ショップの店長に聞いた話では、紫外線無しで長期飼育されているケースもあるようですが、照射すべきであるとのこと

おいら的にも、砂漠という紫外線量が多い地域で、強い日差しが降り注ぐ時間帯をさけながらにせよ、太陽が昇っているときに活動する生き物ですので、紫外線を照射しています。

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 ゼンスイというメーカーの紫外線ライトマイクロ UV LED とマイクロン灯具のセット

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 ゼンスイというメーカーの紫外線ライトマイクロ UV LED とマイクロン灯具のセット

で・・・夜間については、砂漠という昼夜の温度差がある地域で生活しているので、紫外線ライトとバスキングライトの消灯後は、15℃程度に温度が下がっても大丈夫です。

そうそう、紫外線ライトとバスキングライトは、生活のリズムを安定させるために24時間繰り返しタイマーを使用して1日8時間規則正しく点灯させています。

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 24時間繰り返しタイマーを使用して1日8時間規則正しく点灯

ライトの点灯時間につきましては、使用しているゼンスイのマイクロンというライトの照射時間の目安が6~8時間となっているため、8時間にしているしだいです

サンドフィッシュスキンクの飼育環境

話がそれますが・・・

ショップの店長に聞いた話ですが、サンドフィッシュスキンクの飼育において、パネルヒーターの使用や、使用する場合の場所については、飼育者によって意見が分かれているようで・・・

サンドフィッシュスキンクの飼育用品 パネルヒーター

砂地の表面が高温で、深く潜るほど温度が下がる環境で生活している生き物であるため、ケースの底から温めてはならず、使うのであればケースの側面に貼り付けて温めるといった意見や、飼育下では底から温めても問題ないという意見など様々な意見があるようです。

おいらの飼育環境では、パネルヒーターを使用していませんが、飼育ケース付近の温度が15℃以下になることがないため 今のところ問題はないようです・・・

エサについては、ショップで教えていただくまでは、生きたコオロギを与えておけばよいものと思っていましたが、雑食性とのことなので、メインのカルシウムをまぶした生きたコオロギのほか・・・

サンドフィッシュスキンクのエサ

ふやかしたトカゲフードやリクガメフード・・・

サンドフィッシュスキンクのエサ ふやかしたトカゲフードやリクガメフード

細かくカットしたリンゴやバナナ・・・

サンドフィッシュスキンクのエサ 細かくカットしたリンゴやバナナ

冷凍のミックスベジタブルを解凍して細かくカットしたものなどを与えています。

サンドフィッシュスキンクのエサ 冷凍のミックスベジタブル

飲み水については、おいらの印象では意外と水を飲むので、浅めの水入れを常設し、1日1回は、ケースの側面に霧吹きしています。

サンドフィッシュスキンクの飲み水

そうそう・・・エキゾテラのデザートサンドレッドという床材は、霧吹きをしたり水を加えたりすると一時的に固まってしまいます。

ほとんどは、サンドフィッシュスキンクが砂の中を泳ぐときに砕かれてサラサラの状態に戻りますが、塊が目立つときは、メンテナンスの時にフルイやザルを通して砕いてあげるとよいかと思います。

まあ、こんな感じではありますが、生き物の飼育においてこれが絶対というものはないと思います。

生体の状況をじっくり観察し 今よりもっと良い飼育環境となるように努めたいと思います。

そして、拒食や病気(脱皮不全、脱水、下痢、クル病、マウスロットなど)にならないように細心の注意を払って、試行錯誤を重ねながら飼育していきたいと思います。

サンドフィッシュスキンク

ということで・・・今後、大きな変化や気になることが出てきたら記事にしたいと思います。

YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、是非ご参照ください!
チャンネルおさる YouTube

【必見】サンドフィッシュスキンクの飼育環境のご紹介!飼い方・飼育用品・飼育環境・エサについてまとめました

以上、チャンネルおさるでした!

バーイ!

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