今回は、ビノエプリックリーゲッコーを飼育するために、おいらが使っている飼育用品と飼育環境のセッティングの様子をご紹介したいと思います。
で・・・
ビノエプリックリーゲッコーは、バイノトリノツメヤモリやバイノーズゲッコーとも呼ばれる、最大で10cmほどのオーストラリア原産の地表性のヤモリです。

ちなみに、プリックリーゲッコーは、トゲトゲのヤモリを意味します。
で・・・
ビノエプリックリーゲッコーは
オーストラリア全域の乾燥した地域に分布し、夜行性で、日中は、岩や倒木、瓦礫のスキマなどに隠れています。

地域による個体群の中には、メスだけで子孫を残す、いわゆる単為生殖を行う個体が存在し、その繁殖個体がペットとして流通しているとのこと・・・
おいらのところの、ビノエちゃんもチェコで繁殖された個体で、単為生殖を行うタイプとのことです。
ベビーでお迎えして、1年半ほど経ちますので、そろそろ卵を産んでくれるのではないかと期待している感じです!

まあ、一口にビノエプリックリーゲッコーと言っても、多くの個体群が存在しているため、まだまだ、解明されていないことも多いようで、単為生殖であっても、単独飼育で産卵するという説や、複数同居させ、メス同士で疑似交尾をしなければ産卵しないという説など、諸説あるみたいなので、手探りの部分もありますが繁殖を楽しめればと思っています。

ということで
前置きが長くなりましたが、ここからは、ビノエちゃんを飼育するために、おいらが使用している飼育用品をご紹介しますね!

まず、床材ですが・・・・
ビノエちゃんはオーストラリアの乾燥した場所に住んでいる地表性のヤモリということで
おいら的にそれらしい感じを出すために、カミハタのデザートブレンドクラシックやエキゾテラのデザートサンドレッドのような、サラサラ系のものをよく使っています。

床材の厚さについては、薄めにしています。


続いて、シェルターですが・・・
ビノエちゃんは、物陰に隠れるのが大好きなので、おいら的にシェルターは必須だと思います。
おいらのところでは、スドーのウェットシェルターのようなウェットタイプのシェルターと、スドーのロックシェルターSPのような単なる隠れ家タイプのシェルターの両方を使っています。

続いて、飼育ケージですが・・・
今のところ、2匹だけの飼育ということで、三晃商会のレプタイルボックスを使っています。

幅30cm・奥行き20cm・高さ15.5cmとコンパクトで、アクリル製で軽いためメンテナンスも楽にできます。
また、透明で観察がしやすいため、ビノエちゃんの飼育にピッタリです。
あと・・・通気性抜群のフタはスライド式で、マグネットストッパーでピタッと閉じることができ 脱走を防ぐことができます。


続いて、保温器具ですが・・・
おいらの飼育部屋は、エアコンで温度管理をしていて、ビノエちゃんを飼育しているケージ付近の温度は、25℃前後をキープするようにしていますが・・・

パネルヒーターで温められたところでくつろいでいることが多いので、一年を通してパネルヒーターを使っています。


続いて、水入れですが・・・
おいらのところのビノエちゃんは、霧吹きをした時に、水滴を舐めている姿はよく見かけますが、水入れの水を直接飲んでいる姿は、ほとんど見かけません・・・
ただ・・・用心深いおいらは、エキゾテラのウォーターディッシュXSのような小さめの水入れを常に設置しています。


まあ、おいらが使っている飼育用品については、こんな感じですが、ここからは、飼育環境のセッティングのようすをお届けしますね!
ということで、まず、パネルヒーターを配置しました。

そして、パネルヒーターの上に、レプタイルボックスをセットしました。

続いて、今回使用する床材の、デザートブレンドクラシックを薄く敷きました。

そして、スドーのウェットシェルターと・・・

ロックシェルターSPを設置しました。

それから、ケースへの出し入れがしやすい場所に、水入れのエキゾテラのウォーターディッシュXSを配置しました。

まあ、今回は、ビノエちゃんの繁殖を目指していて、メンテナンスしやすいセッティングがベストだと思いますので、こんな感じでOKかと・・・
ということで、水入れとシェルターに水を注ぎました。

そして、早速、ビノエちゃんに入居して頂きました!

ビノエちゃんの大きさからみても、いい感じの飼育スペースかと思います!
で・・・
しばらく様子を見ていましたが、新しい環境に戸惑っているのでしょうか?
最初は、ソワソワした感じに見えましたが・・・

そのうち固まった状態が長く続くような感じだったので、そっとしておくことにしました

エサについては、おいらのところでは、小さめの生きたコオロギに、カルシウムとマルチビタミンを振り掛け、一週間に3回程度の頻度で与えています。

で・・・
日々の管理としては・・・
エサの残りやフンの掃除
水入れとウェットシェルターの洗浄
また、1日1~2回ほど霧吹きをして、湿度が40~50%になるようにしています。

で・・・
最後になりましたが
おいら的にビノエプリックリーゲッコーの飼育環境についてまとめると
隠れ家は必須
乾燥気味の環境を好む
温度は25~30℃
エサは生きた昆虫がメイン

とまあ、こんな感じです。
おいら的に、ビノエちゃんをベビーから育ててみましたが、丈夫で大変飼いやすいヤモリだと思います。

おいらのところでは、2匹を同じケースで飼育していますが、今のところ大きなケンカもなく安定して飼育できています・・・

まだまだ手探りの部分もありますが、これからも、試行錯誤を重ねながら愛情を注ぎ、ベビーの誕生を夢見て、末永く飼育していきたいと思います・・・
ということで、今回はここまで
今後、大きな変化や気になることが出てきたら記事にしたいと思います。

YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、是非ご参照ください!
⇒ ビノエプリックリーゲッコー(バイノトリノツメヤモリ・バイノーズゲッコー) の飼い方・飼育用品・飼育環境・エサについてまとめました
以上、チャンネルおさるでした!
バーイ!