今回は、おいらが飼育しているヤエヤマサソリが子供を産んだので、その様子をお届けしたいと思います。
ちなみに、おいらのところのヤエヤマサソリの飼育環境や飼い方については、過去記事でご紹介していますので、ご視聴いただけると幸いです!
⇒ ヤエヤマサソリの飼い方・飼育用品・飼育環境・エサについてまとめました
で・・・
ヤエヤマサソリは、単為生殖という繁殖形態なので、メスだけで子孫を残すことが出来ます。

そして、胎生と言って、卵ではなく直接子供を産みます。

で・・・
生まれた子供はお母さんの背中の上で1週間ほど過ごし、1回目の脱皮を完了してからお母さんの元を離れていきます。
と、まあ、ヤエヤマサソリの繁殖についてはこんな感じですが・・・
先日、いつものように、飼育している生体のメンテナンスをしているときに
おいら的に何となくヤエヤマサソリの飼育ケースに違和感を感じたので

そおっとフタを開けてみたところ
ヤエヤマサソリの背中に乗っかっている白い粒のようなものが目に入りました!


視覚的には、ここで、一気にカメラを寄せて、テンションを上げた感じで撮影したほうが面白さが増すのかもしれませんが・・・
おいら的に、これがどういう状況か知っているので、
ひたすら冷静に撮影を続けた感じです!

で・・・
サソリちゃんを刺激しないように、カメラを近づけていって、撮影した姿がこちらになります。

お母さんサソリの背中の上に、真っ白い赤ちゃんサソリが乗っかっているのがわかりますね!
で・・・
おいらが見た限りでは、赤ちゃんサソリの数が5匹ほどと少ないので、この後、もう少し生まれてきそうな気がします・・・
ということで、生まれたばかりのサソリちゃんが目の前にいるということで、お約束のブラックライトを照射してみました。

すると・・・
お母さんサソリは、ブラックライトで照らされた部分が、外皮に含まれるβカルボリンとヒメクロモンという物質によって青っぽく発光していますが
赤ちゃんサソリは白いままですね・・・
ということで、初日の様子はこんな感じでした!
で・・・
翌日、サソリちゃんの様子をのぞいてみたところ、昨日より、赤ちゃんサソリの数が増えていました。

見た感じ昨日の倍ぐらいの数になり10匹ぐらいいます。

残念ながら、
おいらが使っているカメラは、長時間の稼働により、カメラの温度が上昇すると、強制的に撮影を終了させるため、定点撮影には向かず・・・
生まれてくる瞬間と、生まれた赤ちゃんがお母さんの背中に移動する様子を撮影することはできませんでしたが
おいらのところには、結構な数のヤエヤマサソリがいるので、いつの日か撮影できるかと思います。
で・・・
生まれて3日目までは、特に変わったことはなく、おいら的に異変を感じることはありませんでしたが・・・

4日目に、何となく赤ちゃんの数が減っているような感じで・・・

5日目には、さらに赤ちゃんの数が減っていました。

そして、6日目には、ついに2匹だけになってしまいました。

ケース内を探したところ、赤ちゃんが食べられた形跡が残っていたので、何者かに食べられてしまったのだと思います。

飼育ケースの中には、お母さんサソリと、エサ用のワラジムシ・そしてレッドローチがいるので、このうちの誰かが食べたのだと思いますが・・・
誰が食べたのかについては、特定できませんでした!
まあ、今回は、おいら的に、何もできず
このような結果になりましたが、
生き残ることの厳しさを学んだような気がします。
これからも、色んな事が起こるかと思いますが、飼育している全ての生き物にたっぷりと愛情を注ぎ、末永く飼育を続けたいと思います・・・

ということで、今回はここまで・・・
YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、是非ご参照ください!

⇒ 単為生殖のヤエヤマサソリの繁殖・ベビーが生まれました・・・そして悲しい結末へ!
以上、チャンネルおさるでした!
バーイ!