今回は、サハラカワラヤモリを飼育するために、おいらが使っている飼育用品と、飼育環境のセッティングの様子をご紹介したいと思います。

で・・・
サハラカワラヤモリは、アルジェリアンサンドゲッコーとも呼ばれ、アルジェリア、リビア、エジプト、スーダンといった、サハラ砂漠周辺の乾燥した荒れ地や砂漠に生息している小型の地上性のヤモリです。

最大でも6cmほどのチビッコサイズで、すばしっこく、ちょこまかと動き回るため、マニアの間では「砂漠のシラス」の愛称で親しまれています。
例年春頃のエジプト便でワイルド個体が入荷するので、春頃にショップで目にすることが多いかと思います。

性格は温厚で、多頭飼育も可能です。
また、個体によって体の模様や色合いが異なりますので、コレクションする楽しみもありますね!

ちなみに、おいらのところでは、5匹を1つのケージで飼育しています。
で・・・
サハラカワラヤモリは、夜行性で、乾燥した荒れ地や砂漠に生息しているということで、飼育環境的には、昼夜の寒暖差がある乾燥気味の環境になるようにしています。

ということで・・・
ここからは、サハラカワラヤモリを飼育するために、おいらが使用している飼育用品をご紹介します!
まず、サハラカワラヤモリ用の床材については、サハラという名前が付けられていますので、エキゾテラのデザートサンドレッドや、カミハタのデザートブレンドクラシックみたいに「砂漠っぽい雰囲気を醸し出す床材」をチョイスするようにしています。

で・・・
今回、おいらがチョイスした床材は・・・
カミハタのデザートブレンドクラシックという、クルミの殻を細かく砕いてサラサラの砂のように処理された床材です。

おいらの住んでいるところでは、燃えるごみとして廃棄できるので大変便利な床材です。

続いて・・・
シェルターですが・・・

おいら・・・
長きにわたってサハラカワラヤモリを飼育していますが、おいらの飼育環境では、単なる隠れ家としてのシェルターだけでなく、ウェットタイプのシェルターにもよく入っていますので、ドライタイプのシェルターとウェットタイプのシェルターを併用しています。


シェルターの数については、爬虫類を多頭飼育するときは、1匹に対して1個以上のシェルターが必要だとよく言われますが、サハラカワラヤモリに関しては、仲良く1つのシェルターに入ることが多く、また、体が小さいので、レイアウトした流木や岩のスキマも、上手に隠れ家として利用しますので、おいら的にそこまで神経質になる必要はないかと思います。

続いて・・・・
保温器具については、おいらの飼育部屋は、エアコンで温度管理をしていて、サハラカワラヤモリを飼育しているケージ付近の温度は、25℃前後をキープするようにしています。

ただ・・・
自然下では、昼夜の寒暖差があるところで生活しているため、日中は、ゼンスイのマイクロサンの28Wを点灯して・・・

ケージ内の一部に35℃前後のホットスポットを作っています。

続いて 水入れですが・・・
おいらのところでは、1日1回から2回ほど霧吹きをして、水滴を舐めさせるようにしていますが、飼育部屋はエアコンで温度管理をしていて、さらに、日中はバスキングライトを点灯していますので、乾燥のし過ぎが気になります・・・


ということで、用心深いおいらは、念のためにエキゾテラのウォーターディッシュのXSサイズや、スドーのレプタイルディッシュのSサイズのような小さめの水入れを設置しています。

ちなみに、水入れの水を飲んでいるところは、見たことがありません・・・・

続いて・・・
飼育ケージにつきましては、おいらのところでは、45cm幅のロータイプ水槽を使っています。

サハラカワラヤモリが小さいため、もう少し小さなケージでもよいかと思いますが
あまり小さなケージでバスキングライトを点灯させると、ケージ内の全域が高温になり、生体にダメージを与えることがあるため、おいら的に、温度勾配を作りやすい45cm幅の水槽をチョイスしたしだいです。
それから・・・
サハラカワラヤモリの、生活のリズムを安定させるために
バスキングライトについては、24時間繰り返しタイマーを使って、毎日9時間ほど、同じ時間帯に点灯するようにしています。


で・・・
その他の飼育用品については、岩やレイアウトグッズを適当に・・・といった感じです。

まあ、おいらが使っている飼育用品については、こんな感じですが・・・

ここからは、飼育環境のセッティングの様子をお届けしますね!
ということで
まずは、45cm幅のロータイプ水槽をセットしました。

続いて、床材のカミハタのデザートブレンドクラシックを薄く敷きました。

そして、スドーのウェットシェルターを配置して・・・

もう一つ、ドライタイプのスドーのロックシェルターSPのSSサイズを配置しました。

次に、バスキングライトのゼンスイのマイクロサンの28Wをセットして点灯させました。


ここで、なんとなく、ケージ内が殺風景に見えたので、ライトの下に岩をセットして・・・

そこらへんに転がっていたフェイクのグリーンを配置しました。

しばらく様子を見ながら、温度などのチェックをして、おいら的に納得できたので
ウェットシェルターに水を入れて、水入れのエキゾテラのウォーターディッシュのXSをセットしました。

サハラカワラヤモリは、とっても小さいので、見つけやすさを優先したシンプルレイアウトにした感じです。
まあ、飼育環境のセッティングは、これで終了ということで・・・
早速、カワラヤモリちゃんに入居して頂きました!

が・・・
サハラカワラヤモリの体の色と床材の色がかぶってしまって、目を凝らして見なければ、どこにいるのかわからない感じです!
そんなわけで、次回の床材交換の時には、エキゾテラのデザートサンドレッドのような赤い感じの砂を使ってみたいと思います・・・


まあ、新しい飼育環境ということで・・・
固まった感じでじっとしている個体もいますが・・・

2匹で楽しんでいる個体もいたり・・・

運動している個体がいたりと

あちらこちらで超絶可愛い姿を見せてくれます!

で・・・
エサについては、SSサイズや極小サイズとして売られている生きたヨーロッパイエコオロギに、ジェックスの「カルシウム」と「マルチビタミン」を、1対1の割合で振り掛けて、週に2回から3回の頻度で与えています。



で・・・
サハラカワラヤモリを飼育するうえでの日々の管理としては・・・
・エサの残りやフンの掃除
・水入れとウェットシェルターの洗浄と給水
・1日1回から2回の霧吹き
・温度チェック
・週に2回から3回のエサやり
みたいな感じです

で・・・
おいら的に、サハラカワラヤモリの飼育環境についてまとめると・・・
・乾燥気味の飼育環境で昼夜の寒暖差をつける
・日中の温度は 温かいところが35℃で 涼しいところが25℃
・夜間の温度は25℃
・活餌にはカルシウムの添加を欠かさない
とまあ、こんな感じです。

サハラカワラヤモリは、体が小さいため、繊細なイメージで見られがちですが、かなり丈夫で活発な、飼育がしやすいヤモリちゃんです!
夜行性だというのに、日向ぼっこが大好きで、日中は、ライトの下でマッタリしています!

小さな体で、色んな姿を見せてくれる、奥が深いタイプみたいです・・・
これからも、愛情を注ぎ飼育を続けたいと思います・・・
ということで、今回はここまで・・・

今後、大きな変化や気になることが出てきたら記事にしたいと思います。
YouTubeチャンネルでは、動画でご紹介していますので、是非ご参照ください!
⇒ サハラカワラヤモリの飼い方・飼育用品・飼育環境・エサについてまとめました
以上、チャンネルおさるでした!
バーイ!